2011年12月12日月曜日

乱読のすすめ31-これでいいのだ


ドリアン助川 角川SSC新書












   おととい、きのうと青森、札幌で消費税問題についてお話ししました。
   移動時間はたっぷり。東京駅の八重洲ブックセンターで、新書を数冊、買いこんで乱読しましたが、下手な経済本より面白かったのが、「バカボンのパパと読む老子」(ドリアン助川、角川SSC新書)。

     弱い力が強いのだ-

   反者道之動( 反は道の動なり )
   弱者道之用( 弱は道の用なり )

   この世にあるものは、いずれ衰え、死んで、自然にもどっていくものなのだ
   すべては強引にでなく、柔らかい弱い力で行われるものなのだ

   そこに、はじめちゃんが解説のコメント。








   「雑草がアスファルトを破って芽を出すのは、芽の力がとても弱く、でも決してあきらめないからだよ。芽の力が強いと、アスファルトには勝てなくて折れてしまうでしょ」



天才バカボンは老子とならぶ名作なのだ、レレレのレー