賭博だのパチンコだの、どろどろした話にも、いいかげん嫌気がさしてきました。
こんなときは、地道にはたらく人々の絵本、 「にぐるま ひいて」(ドナルド・ホール・文、バーバラ・クーニー絵、ほるぷ出版)に、こころ洗われる気がします。
10月 とうさんは にぐるまに うしを つないだ それから うちじゅう みんなで
この いちねんかんに みんなが つくり そだてたものを なにもかも
にぐるまに つみこんだ…。
19世紀はじめのアメリカ、ニューイングランドの素朴なくらしが描かれています。
人間なにが幸せかわからない。
人の評価など気にかけず、ゆっくり自分のペースで生きるのがいちばん。