2012年11月6日火曜日

じじ放談13-ほんとうの対決軸はどこにある

じじん党乙川議員とみんし党甲山議員








   みんし党・甲山議員
   「おつとっと、乙さん、ひさしぶり。まだ生きてたんかいな」
   じじん党・乙川議員
   「あんたこそ、しぶといなあ」
   甲山議員
   「いや、もう歳や。最近、じぶんの足につまづくねん」
   乙川議員
   「ワシもときどき、右足が先か左足が先か考え過ぎて、こけるんや」
   甲山議員
   「その点、石原さんは80歳にもなって元気やなあ。自分では立ち上がれない70代議員たちの手を引っぱって立ち上がらせようとしとる」
   乙川議員
   「高齢者が高齢者を介護する日本の現実や」
   甲山議員
   「ところで、つぎの選挙は、『第三極』の連中が伸びて、ウチは大負けかいな。ワシもどっか他の党に入れてもらおかな」
   乙川議員
   「あんたも節操のない人やな」
  甲山議員
  「自慢じゃないが政治家生活30年、当選出来たら党は選ばず、がワシの信念や」

じじん党乙川議員










    乙川議員
   「さすが男一匹、渡り鳥。しかし、『第三極』が伸びても、あんたとこが政権に残る方法はあるで」
   甲山議員
   「へえ、どないしたらええんや?」
   乙川議員
   「うちの大御所の森ヨシロウがよう言うとるやろ、うちとことあんたとこで大連立すれば、『第三極』なんか恐れるに足らず。安定政権ができるやないか」
   甲山議員
   「なるほど。『第三極』というても改憲をふくめ政治路線はワシらと同じ。先にワシらが大連立してしまえば、そのうち雲散霧消してしまいよるかもしれへんなあ」
  乙川議員
   「いずれにせよ改憲勢力はやがて一つになっていく。ワシらがほんまに対決する相手は憲法守れという国民の運動と政党では日本共産党だけや。かれらが大きくなったら手ごわいで」
   甲山議員
   「そうか。とりあえずマスコミが『第三極』ブームを煽って、そういう本当の対決軸から国民の目をそらしてくれた方がええということやな」


みんし党 甲山議員










   甲山議員
  「ところで、森ヨシロウさんちゅう人も、おかしな首相やったなあ」
   乙川議員
    「沖縄サミットのときの、クリントン大統領との会談は有名や」
   甲山議員
    「森さんがクリントン大統領に会ったとき、“How are you(お元気ですか)?”というのを、
   間違えて、 “Who are you(あんた誰)?”と言うてしもた」
   乙川議員
   「クリントンが、てっきりジョークかと思て、“Hilary’s、husband(ヒラリーの夫です)” と、
   ジョークで返したら、森さん真面目な顔してなんと言ったか…“Me, too(私もです)”」
   甲山議員
 「よう戦争にならんかったなあ」