2012年2月1日水曜日

じじ放談4-内部告発するなら








   ご隠居・甲太郎
   「おつとっと、乙さん、また防衛大臣が変わったなあ。タナカ・シロウトちゅう名前らしいな」
   ご隠居・乙松
   「ちがうがな。直紀(なおき)さんや。奥さんの田中真紀子から一字もろたんやないか」
   甲太郎
   「真紀子さんのダンナかいな、気の毒に。内からも外からもボコボコにやられる星の下にうまれたんやなあ。そういえば、沖縄の宜野湾市長選挙に、防衛省の沖縄防衛局が選挙介入してたらしいで。共産党の赤嶺政賢議員が、内部告発をもとに国会で追及して、田中直紀大臣もタジタジやった。これは内閣全体の責任が問われる大問題やで」
   乙松
   「テレビや新聞も大きく取り上げたなあ。自公の候補が勝てば、普天間基地の辺野古移設をすすめられる、そのために暗躍したんや。沖縄に基地を押し付けるためには、不正選挙にも手を染める、防衛省ちゅうのはとんでもない奴らやな」

写真
赤嶺政賢 衆院議員








   甲太郎
   「そんな汚い連中に負けるわけにはいかん。イハさんを勝たせるしかないなあ。しかし共産党は、ときどきすごいスクープやるのう。大した調査能力や」

甲太郎 翁







   乙松
   「共産党にはたくさん内部告発も来るそうやで。共産党ならきちんと取り上げてくれるという信頼があるんやろな」

乙松 翁







   甲太郎
   「うちの嫁が、ワシのことイビるねん。共産党に内部告発したろかな」
   乙松
   「共産党は、独自にきちんと裏づけとってから、質問するそうやで。それでもええんか」
   甲太郎
   「そらあかんわ。ほんまは、ワシが嫁をイビってるねん」
   乙松
   「嫁は大事にしいや。ワテなんか、三歩さがって嫁の影ふまずや。しかし、内部告発ちゅうのは勇気のいることやで。不正をただすために、生活の糧やときには生命も危険にさらすことになるさかいな。告発者を守る責任もふくめて、共産党は熟慮して取り上げるんやと、ダイモンとかゆう議員がゆうとったわ」
   甲太郎
   「なるほど。やっぱり共産党はたのもしいな。なんかあったら共産党に内部告発せえと、うちの嫁にゆうとくわ」