もしも、国会議員の比例定数が削減されたら…。
20**年、ある日の国会風景。
みんし党・甲議員
「『国会議員は居眠りばっかりして、けしからん。寝てるくらいなら数を減らせ』とゆうから、じっさい減らしてみたんやけど、かえって居眠りしてる議員が多うなったなー」
じじん党・乙議員
「まじめに起きとった共産党がおらんようになって、もともと居眠りの多い、うちとことあんたとこの議員だけになったさかいな」
じじん党・乙議員 |
みんし党・甲議員
「それに、共産党がおらへんから、だらだら質問ばっかしや。聞いてる方も、ますます眠うなるわ。ほら見てみい、傍聴席の人もみんな寝てるで。何のために傍聴に来たんやろ」
じじん党・乙議員
「そういえば、共産党のダイモンの質問、鋭うておもろかったな。今ごろ何しとるんやろな」
みんし党・甲議員
「なつかしいな。まぁ、それはそれとして、これで憲法変えるのも、消費税のどんどん増税もやりやすうなったな」
じじん党・乙議員
「その点は、うちとこもあんたとこも同じやから、一気に進めまひょか。もともと国会議員の比例定数削減は、共産党みたいな消費税増税、憲法改正反対の連中を締め出すために考えたことやもんな」
みんし党・甲議員
「そんなこと公にいうたらあかへん。それより、寝てる議員、起こさんと、また国会議員減らせといわれるで」
じじん党・乙議員
「起こしたからちゅうて、役に立たんとおもうけどな」