
2013年2月19日火曜日
2013年2月11日月曜日
乱読のすすめ77-デフレよりもたちが悪い
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絵 札幌の水彩色鉛筆画家 鈴木周作さん |
おととい、新大阪駅の書店で、安倍政権が誕生する以前から、今日の円安・株高の事態を予測していた面白い本を見つけました。「円安恐慌」(菊池真、日経プレミアシリーズ)です。
「円安・インフレになったからといって、それが即、収入の増加をもたらすことはありません。収入が増えないなかで(輸入物価の高騰で)物価だけが上昇するわけですから、当然に生活は今以上に苦しくなります」
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乱読のすすめ
2013年2月5日火曜日
乱読のすすめ76-若者の自殺深刻化、「生きごたえのある社会に」
清水康之さん |
昨年の自殺者数は15年ぶりに3万人を下回ったが、依然として、1日平均70人超が自殺。とくに若者の自殺が深刻化している。若者の自殺は、日本社会にたいする三行半(みくだりはん)ではないのか--今日の読売新聞の『論点』で、NPO法人「自殺対策支援センター・ライフリンク」代表の清水康之さんが、若者の自殺について核心をついた意見をのべておられます。
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2013年2月3日日曜日
乱読のすすめ75-コレキヨの恋文
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小学館 |
経済評論家の三橋貴明さんが面白い経済小説を刊行しました。
現代の新米女性首相が昭和初期の大蔵大臣、高橋是清から、時空をこえて経済問題について指導を受けるというお話です。
高橋是清のように「大胆な金融緩和」を今こそやるべきという論調には賛成しかねますが、現下のデフレ経済の解説書としてはわかりやすい。
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乱読のすすめ