 |
しんぶん赤旗 11月3日
ビラに手を伸ばす通行人ら 大阪門真市 |
いま、パナソニック、ソニー、NEC、IBMなど電機・情報産業の大企業が、13万人にもおよぶ首切り・リストラをおこなっています。
やり方も、繰り返しの退職強要や突然解雇を通知して会社から締め出すなど、違法行為がまかりとおっています。
11月2日、大阪労連や日本共産党などでつくる「電機等大企業のリストラから雇用と地域経済を守る実行委員会」のメンバーが、大阪府門真市のパナソニック本社前の駅で「退職強要をはね返せ」と宣伝行動をおこないました。
しんぶん赤旗の記事によれば、同社ではたらく電機・情報ユニオンの組合員Aさんはマイクをにぎって、つぎのように訴えたそうです。
「松下幸之助が、草葉の陰で泣いている」
「昔、幸之助さんは『うちの会社は人をつくっています』と言っていた。首切りで人は育たない」
昨日、本屋さんに立ち寄ったら、Aさんの言葉とおなじ、『松下幸之助は泣いている』(朝日新聞出版)という本を見つけました。