2013年1月27日日曜日

じじ放談14-アベノミクスはだれのため?


じじん党・乙川議員(左)と
みんし党・甲山議員(右)








みんし党・甲山議員
「乙さん、政権復帰おめでとう。与党になれてよかったなあ。いまスキップしながら歩いてたやろ」
じじん党・乙川議員
「そやねん。つい、ウキウキしてしまうねん。今朝も孫と、お星さまキラキラ踊ってしもた」

甲山議員
「ええなあ。ワシとこは選挙で大負けしてから誰も見向きもせえへん。孫にはウソつき呼ばわりされるし、うちの犬にも吠えられるねん」

みんし党・甲山議員







甲山議員
「ところで、アベ君のアベノミクスはなかなかええなあ。日銀にもっと圧力かけて、国債でも株券でもどんどん買わせなあかん」
乙川議員
「君もインフレターゲット論者かいな?」
甲山議員
「なんやそれは?」
乙川議員
「デフレから脱却するために、金融緩和で無理やりインフレにしてしまおうという話や」
甲山議員
「そんな難しいこと知らんがな。とにかく日銀が株をどんどん買ってくれるようになったら、相場が上がって、ワシの持っとる株の値も上がると思うねん」

じじん党・乙川議員








乙川議員
「ずいぶん露骨な話やな。まあ、ほんまはボクかてインフレとかデフレとか、どうでもええ。うちの後援会長のゼネコンの社長が公共事業増やせ増やせとうるさいねん。日銀に国債をどんどん買わせて、そのお金で公共事業を増やせば、そのリベートがパーティ券を通じてボクのフトコロに入ってくるしくみや」
甲山議員
「あんたのほうが露骨やないか。まあ、驕れるものも久しからずと、聖徳太子も言うとった。おたがい儲けられるときに儲けとかなあかんな」
乙川議員
「あんた教養がないな。聖徳太子はそんなこと言わへん。聖徳太子が言うたんは、あとは野となれ山となれ、や」
(言うわけないやろ)

甲山議員
「ところで、このまえ、予算委員会で共産党のダイモンが、デフレの原因は所得の減少にある。だから賃金を上げるしかないと言うとったな。なかなか説得力あったで」
乙川議員
「あいつはいつも正しいことをいいよるから、当たってるかもしれへんな」
甲山議員
「やっぱし国会議員はもっと勉強せなあかん。ワシはいややけど」